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特別飼育(無薬)鶏における生産性向上対策
1農場で特別飼育(無薬)鶏にCE剤、鶏コクシジウム生ワクチン、生菌剤を計画的に投与したところ、出荷体重、増体重、飼料要求率等が改善されて、生産性の向上と収益の増加が見込まれました。
生産成績
**P < 0.01
生産指数(推定)※
出荷体重(kg)
1日当り増体重
有薬(H12):
特別(H13):
試験区:
対照区:
6回転分の平均
5回転分の平均
6鶏舎の平均
12鶏舎の平均
※
5.5281×日増-50.683
過去11回転分のデータ
より算出(r=0.88)
飼料要求率(推定)
育成率(%)
費用対効果
総売上
173.2円×総出荷体重
(生体1kgあたりの販売価格)
入雛数×育成率×平均体重
試験区
対照区
91.8%
92.1%
2925g
2803g
1羽あたりの売上げ
総売上÷入雛羽数
試験区
対照区
465.17円/羽
446.98円/羽
費用対効果
売上げ/羽 - 対策費/羽
試験区
465.17円-13.6円=451.57円
対照区
446.98円
1羽あたり4.59円売上げアップ
1回転あたりでは…
4.59円×12万羽=約55万円の収益向上
一羽あたりの薬剤経費
CE剤:
2.8円×2回 = 5.6円
生菌剤:
3.0円
コクシジウムワクチン:
5.0円
特別飼育鶏飼育上の問題点
(生産向上対策実施前)
現象
1日あたりの増体重
飼料要求率の悪化
死亡鶏の増加
有薬飼育:5週齢以降
特別飼育:3〜4週齢
問題点
必要な対策
生産指数の低下
1日あたりの増体重
飼料要求率の改善
死亡の主原因
コクシジウム
壊死性腸炎
クロストリジウム
コクシジウム対策
生産性向上対策
(A農場:試験区6鶏舎、対照区12鶏舎)
項目
試験1
試験2
改善点及び根拠
CE剤※
入雛時
孵化直後・入雛時
飼料・敷料と接触前に投与
正常な腸内細菌叢の早期確立
コクシジウム生ワクチン
5日齢
入雛時
早期免疫付与
3日齢までの除糞
−
敷紙の除去
環境汚染源の排除
生菌製剤
〜35日齢
〜35日齢
後期飼料への切替後まで
※鶏盲腸内容物培養飼料
出典:
細川泰子、奥村亮子(所属 岩手県中央家畜保健衛生所) 「岩手県鶏病研究会」発表(2003年3月)より抜粋